松山能
8月20日に、酒田市・旧松山町内で行われた「松山能」を観てきました。
松山能は、県の無形民俗文化財に指定されており、約300年の伝統があります。
今回(8月)は、「皇大神社」という神社に奉納するために舞われる能なんだそうです。
上演は3部構成で、子ども狂言(演目は「盆山」)、狂言(同「蝸牛」)、能(同「羅生門」)でした。
狂言「蝸牛(かたつむり)」
せりふが昔の言葉遣いなので、意味を聞きとることはやや難しかったのですが、
動作や表情がおもしろくておもしろくて、思わず笑ってしまう場面がたくさんありました。
楽しかった~^^
能「羅生門」
狂言が「動」ならば、能は「静」。あるいは狂言が「陽」ならば能は「陰」。
さきほど観た狂言の賑やかさとは対照的に、動きやせりふはずっとずっと静かに、低く、ゆっくりと
抑えられています。
が、物語が後半に、クライマックスに迫るにつれて、それらは次第に熱を帯び、リズムを上げ、
ピリピリと緊張感が高まってきます。
「鬼」が登場した瞬間は思わず息を呑んでしまいました・・・すごい。
衣装や謡い、音楽もとても美しく、まさに「芸術」という感じでした。
夏の終わりの夜に、涼しい風に吹かれながら観る「能」。とても風流で豊かな気持ちになれました。
次回もきっと観に来たいなぁ~。
「松山能」
※8月の他には、1月の「大寒能」、6月の「薪能」が定期的に上演されているそうです。
http://www.city.sakata.lg.jp/Contents/ePage.asp?CONTENTNO=1341
http://www.shokokai-yamagata.or.jp/matuyama/see6.html
≪彼≫
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