食った!初物 寒タラ汁
山形県庄内地方の冬の名物「
寒鱈(タラ)汁」(かんだらじる、ドンガラ汁とも)。
「今年初めて入った」という初物を市内の料理屋でいただいた。
レシピはリンク先を参照いただきたいが、タラといってもフィッシュ&チップスに使う白身魚の「スケトウダラ」ではなく、白子をたっぷり含み、油の乗った「
マダラ」。
そのマダラを余すところ無く味噌仕立てでシンプルに味付けした汁なのだが、マダラは身よりも白子がおいしい!あまり煮込まない半生(?)のやわらかいのをハフハフ言いながら飲み込むのだ。
本当は肝臓(アブラワタ)も独特のコクがあって珍味。鍋を囲んで取り合いになる。
また、庄内地方では岩海苔を入れるのが一般的。これがまたうまい。
ちなみにこの料理屋、山形の郷土料理を手ごろな値段でいただけることで、通の間で有名。
晩酌セットの付け出し。素朴な家庭の味。この他にお作りや牛ロースなども付き、お値段は2.5K円なのかな?季節ごとに料理の内容は変わります。それぞれがめちゃうまい!
山形は季節ごとに、さりげなく、何を食ってもうまい。
県外に行くようになってそう思う。水のせいなのだろうか。
「山形人は贅沢だ」とは東京からのお客様。殆どの山形人には自覚がない。
この店は、地酒や焼酎が充実しているのもポイント。
この日いただいたのは、薩摩芋焼酎「明るい農村」
肝心の店の名前だが、芭蕉くんの口止めで明かせない。
ていうか、コメントでリクエストがあれば教えます。
芭蕉くんはやんごとなき事情があって来れなかったのよね。
≪Naga≫
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